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2021-02-09

コハクチョウ

自宅から車で20分のところに、かつて「白鳥の里」と呼ばれたコハクチョウの越冬地跡があります。長い間、ある農家の方が餌付けをされていましたが、6年程前でしょうか、健康上の理由でやめてしまいました。

その後、コハクチョウはどこへ行ったかと言うと、元々、常願寺川を越冬地として最初に訪れていたので、半数は常願寺川に残り、昼間はどこか別の田んぼに行っていたようです。残りの半数の白鳥は、別の越冬地へ移動してしまいました。

朝、出勤の電車の窓から、100羽ほどのコハクチョウが常願寺川に居るのを見ていましたが、今年、ある変化に気付きました。当直帰りの電車の窓から、かつての「白鳥の里」から1kmほど離れた水の入った田んぼに、50羽ほどの白鳥が集まっているのを目にしました。そこを拠点として周囲の田んぼに餌を求めて30羽ほどが集まっていました。夜になると常願寺川に戻るようです。

このコハクチョウの行動パターンが定着してくれれば嬉しいなと思っています。身近な場所で白鳥を見ることは、もう無いだろうと思っていたので、これはもう奇跡です。遠くからではなく、写真撮影に適した距離まで近づけるというのが本当に嬉しいです。

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コメント12件

  • はるる より:

    餌付けは大切なことなんですね。
    遠くに行ってしまったコハクチョウが近くで見られた、
    これは嬉しいことです。
    これからは、撮影ができそう、こちらはそれを拝見できそうです。

    • 連峰の風 より:

      はるるさん、おはようございます。
      田んぼに水を入れることが無くなり、餌付けが無くなってからは、白鳥は来なくなりました。
      今は、自然の状態の川にコハクチョウが越冬に来ています。昼間、決まった場所に餌を食べに来てくれれば、これからの撮影が楽しみになります。

  • kogamo より:

    おはようございます。
    餌付けがなくなってから6年も経ったのですね。
    その後、ハクチョウたちは安定して最初の常願寺川をねぐらに定着しつつあるようで安心しました。
    昨日こちらのハクチョウたちを見て来ると、少し水が入った田んぼに300羽ほど集まっていました。
    雪が降ると田んぼが雪で覆われるので食事が大変ですが、上手に餌のある場所を見つけているようです。
    もう少しすると北帰行が始まりますね。たくさん食べて栄養をつけて渡りに備えて欲しいです。

    • 連峰の風 より:

      kogamoさん、おはようございます。
      常願寺川周辺では、餌付けをする人がいないので、ハクチョウたちが何処で餌を食べるのか読めませんでした。今季は、たまたまなのか、整備された大きな田んぼ3枚に水が入れられていました。そこをハクチョウたちが拠点にしているようでした。
      コハクチョウの北帰行は3月下旬頃なので、もう少し楽しめそうです。たくさん食べて栄養をつけて渡りに備えて欲しいと思います。

  • komichi より:

    こんにちは!
    コハクチョウが近くに戻っていたのですね~☆
    餌付けなしで集まっているのでしたら、自然環境もよく餌もあって
    コハクチョウにとって、過ごしやすい場所なんでしょうね。
    近くで白鳥に会えるところのある連峰の風さんが羨ましいです~☆

    • 連峰の風 より:

      komichiさん、おはようございます。
      今は自然の状態の川にコハクチョウが越冬しています。
      昼間は気の向くままに餌を求めて田んぼに集まるのですが、どこに居るのか見当がつきませんでした。今季は水の入った田んぼに集まっている姿を見かけたので、撮ることができました。
      餌付けをしなくても、越冬地として訪れてくれることに感謝したいです。
      近くで白鳥に会えるというのは良いものです。

  • ふみ より:

    くつろいだ様子のコハクチョウの姿は、ほっとするような、ほほえましい感じがします。
    身近で見ることは無いだろうと思っていて、見つけたときは、夢かと思うぐらいに嬉しかったことでしょうね。その嬉しだが伝わってきます。
    整備された大きな田んぼに水が入れられていて、白鳥たちも嬉しかったことでしょう。田んぼの持ち主さんに感謝ですね。

  • 連峰の風 より:

    ふみさん、おはようございます。
    餌付けをされていた農家の方は、「体が続く限りがんばります。」と仰っていましたが、「やめたらコハクチョウは来なくなるだろう。」と私は覚悟をしておりました。それが現実となりましたが、元々の状態に戻ったまでの話で、人間のわがままなのかもしれません。
    でも、久しぶりに、この地でコハクチョウを目の当たりにして、うれしかったです。整備された大きな3枚の田んぼだったので、何か理由がありそうです。白鳥の為だったら良いのにと思います。

  • sumire より:

    こんにちは~
    お久しぶりです。
    コハクチョウはこちらではお目にかかりませんが、以前福島で出会った時の鳴き声は
    今でも耳に残っています。
    これから、旅立ちの時まで楽しめますね。

    • 連峰の風 より:

      sumireさん、こんにちは。
      お久しぶりです。
      温暖な太平洋側へは、あまりコハクチョウは越冬に行かないのかもしれません。福島は程々寒く、有名な猪苗代湖があるので、たくさんのハクチョウが渡来していると思います。いつか私も冬に行ってみたいです。
      こちらは身近な場所なので、これから、旅立ちの時まで楽しめます。
      今朝(7:40頃)も通勤電車の窓から、たくさんのコハクチョウの姿を確認しました。元々の川には数羽しか残っていなかったので、水田に場所を変えたのかもしれません。

  • こんにちわ^@^

    ひとにもいろいろと都合があるのですね、でも越冬する場所が眼の届く場所で見つかってよかったですね

    雪とスズメの画像見せていただきました
    ふっくらとかわいいですね、寒さにめげずたくさん集まってますね

    • 連峰の風 より:

      グランドマザー2さん、おはようございます。
      長い間、一人の農家の方に頼っていたので、いつかは餌付けは無くなると思っていました。今、コハクチョウたちは、思いのままの場所で夜を過ごし、思いのままの場所で餌を食べています。それが本当の姿なのだろうと思います。
      1月に撮った雪とスズメの写真は、私も気に入っています。人間の近くで生活する小さな野鳥はかわいいものです。

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